お知らせ

認知症の相談 ~まずはかかりつけ医で~  大分オレンジドクター制度

 

現在、介護が必要な認知症患者は300万人を超え、65歳以上のおおよそ10人に1人に相当します。認知症は早期発見と重症化の防止が課題であり、専門医(神経内科や精神科医師)だけではとても対応が出来ない状況です。大分県は全国で2番目となるかかりつけ医による認知症相談医(オレンジドクター)制度を導入しました。日頃から患者さんや家族をよく知っているかかりつけ医は、患者さん側からは「気軽に相談しやすい相手」、医師からみれば「変化に気がつきやすい、家庭環境や家族構成を知っていることでより適切なアドバイスがしやすい」などの利点があります。病状により専門医や介護事業者との連携(紹介・逆紹介)をとり、患者さんやご家族にとって最適な治療や介護を支援することが出来ます。私も在宅(現在約170名の患者さんの訪問診療中)や外来、入院での医療において認知症患者さんやご家族と接する機会がとても多くなっています。このたび大分県主催の専門研修を修了しオレンジドクターの登録を行いました。今後も、患者さんやご家族に平穏で幸せな生活を送っていただけるよう日々努力精進して参ります。年相応の物忘れと認知症は違います。患者さん自身は気がつかないことがよくあります。あなたの大切な人が、何か変?と思ったらまずご相談ください。                        (文責 院長 小野隆宏)