訪問リハビリテーション

訪問リハって何?

訪問リハビリテーションとは、リハビリ専門職のスタッフが、利用者の自宅や生活されている施設(※施設の種類により伺えない場合もあります)に訪問して、日常生活の自立と家庭内・社会参加の向上を図り、自立支援を目指すサービスです。

誰が対象なの?

基本的に介護認定をお持ちで「自宅から出ることが出来ない人」や「自宅でしかできない動作や運動がある人」が対象となります。

どんな事が出来るの?

<生活動作練習・提案>

生活環境に合った動作方法を提案し、練習を行います。体の状況に大きな変化がみられない場合でも、できる動作が増え、「自身がついた」という方もいらっしゃいます。

<環境変更の提案>

その方に合わせた、楽で安全な生活の提案(手すりや段差解消など)を行います。自助具の作成・提案も行っています。

<介護方法の提案>

生活環境に合わせた介護方法の提案を行います。介護する側の負担も軽減し、お互いに負担の少ない在宅生活を送りましょう。

<自宅での運動指導>

リハの時間以外の時間をいかに過ごすかによって、希望される目標に対する成果が変わってくると考えています。利用者様の状態に合わせて無理のない範囲で運動の提案をさせて頂きます。

<ターミナル期でのリハビリ>

「最後まで自分らしく」生活していただくため、最後の思いや希望を可能な限り受け止め、痛みの予防(関節拘縮や褥瘡)や希望に沿った活動の提案をさせて頂きます。

ご利用までの流れ

申請

担当のケアマネージャーへご相談ください。居宅介護支援事業者が希望を考慮しケアプランを作成します。
※ご利用には介護保険の認定が必要です。

依頼

居宅介護支援事業者(ケアマネ)から当事業所へ依頼があります。

受診

当院を受診していただき、当院医師がリハビリ内容について指示を出します。
※当院がかかりつけで、受診を定期的に行っている場合、改めての受診は必要ありません。
※リハビリ実施期間中は、3か月に1度の当院医師の診察が必要となります。
※診察に関わる費用は、訪問リハビリ料に包括されている為頂きません。(外来・往診共通)
※主治医の変更は必要ありません。状態把握のため、主治医より当院へ3か月に一度情報提供書を頂いています。
※往診を希望される場合、地域や時間帯により提供することが難しい場合があります。

契約

担当者会議や自宅訪問などを行い、利用者様の状態の確認を行います。その際サービス提供内容を説明し、納得された場合契約となります。

リハ開始

おすまいの場所に伺い、リハビリを実施します。
※訪問リハビリ実施の流れは裏面をご覧ください。

訪問リハの流れ

面談

希望や悩みの確認、身体・精神状況の確認を行います。

目標設定

ご希望を考慮し、達成可能である目標を一緒に考えます。

リハ内容の
提案・確認

目標に対して、どういったリハが可能かを提案し、内容の確認を行います。

リハ実施

全身の状態確認を行った後、目標に向け、リハ内容を実施します。

目標の達成
実行度の確認

目標に対する状況を確認します。

継続

目標は達成したが次の目標がある場合は、目標の再設定や内容の検討を行います。

終了

目標を達成し、必要性がない場合や他のサービスが適当であるとなった場合は、訪問リハ終了となります。


※40分のリハビリを実施する場合、最大3日が限度です。
※詳細はお問い合わせ時、契約時に説明・確認させていただきます。